いつも、店頭で歯磨き粉を選ぶとき、たくさんの種類の中からどうやって選んでいますか?ここでは、歯磨き粉の成分に注目し、上手な選び方や使用方法のポイントについてご紹介致します。 |
![]() 歯磨き粉は、含まれる成分によって二種類に分類されます。
1. 化粧品(ハミガキ類) 歯磨き粉に含まれる薬用成分が、それぞれどのような状態のときに効果があるのか、下記にあげています。歯磨き粉を選ぶ際には、この薬用成分に注目し、お口の状態に合わせて選んでみましょう。 |
■歯垢の除去、歯垢の付着防止
■歯質の強化、虫歯の発生と進行を防止
■虫歯の発生を防止
■虫歯・歯肉炎・口臭予防
■歯肉炎・歯周病の予防、出血の予防
■歯肉炎・歯周病の予防、口臭の防止
■知覚過敏防止
■タバコのやにの除去
■タバコのやにの除去、歯石の沈着予防 |
<歯磨き粉の量> 歯磨き粉を歯ブラシにつける量は『米粒大』が適当です。 <研磨剤入の場合> やにを除去する効果のある歯磨き粉には研磨剤が入っています。研磨剤は粒子が荒いため、歯と歯の隙間に残らないように、いつもより、うがいをしっかりするように心掛けましょう。 <複数の症状で悩んでいる場合> 基本的に、上記の薬用成分が、単独で歯磨き粉に配合されていることはほとんどありません。複数の薬用成分を併用したい場合には、薬用成分を配合した液体歯磨剤(デンタルリンス)が販売されていますので、それと合わせて使用することをお勧め致します。 <大切なのは磨き方> 虫歯や歯周病を防ぐためには、歯の汚れを『磨いて落とす』ことが一番大切です。歯磨き粉の薬剤効果に頼りすぎて、歯磨きがおろそかになってしまうと、配合された薬用成分の効果は期待できません。 |