口腔習癖は、お口から喉までの部分に対して無意識に繰り返し行う癖をいいます。口腔習癖には下記の種類があります。
【不正咬合について】
不正咬合とは歯並びや噛み合わせが悪い状態のことをいいます。口腔習癖が原因で不正咬合となる場合の主な歯並びは下記のようなものがあります。
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吸唇壁・咬唇癖(唇を咬む・吸う癖)は,ストレスによって起こったり、指しゃぶりの代わりに現れたりするとされています。この癖は、下の唇を噛んだり吸ったりすると出っ歯に、上の唇を噛んだり吸ったりすると受け口になることがあります。治療法としては、お口の周りや舌の筋肉を鍛えるリハビリテーション(MFT)や、矯正治療があります。 |
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態癖は、頬杖、横向き寝、うつ伏せ寝、食事の際に左右どちらかで噛む、テレビを見る時の姿勢などがあります。これらを続けると、針金やゴムの力で歯を動かす歯列矯正よりも強い力が作用し、歯列が乱れて噛み合わせが悪くなることがあります。態癖は、意識させて改善させるとよいでしょう。 |
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