歯科医院で販売している歯みがき(歯磨き粉)

一般に販売されているものの違い

歯科医院で販売されている歯みがき(歯磨き粉)とドラッグストアやスーパーで販売されている歯みがきは、全く同じ物ではないとご存知でしたか?何が違うかというと、パッケージが違うのはもちろんですが、中に入っている成分の量が若干違います。どちらかというと、市販の歯みがきの方が濃度が低く設定されているものが多いです。例えばフッ素の入った歯みがきで考えると、ものにもよりますが歯科医院で販売している歯みがきの中に含まれているフッ素の量は高いとされています。

歯科医院で販売している歯みがきを購入したい場合、歯科医院以外にも東急ハンズやLOFTなどで直接購入できる場合もあります。他には、インターネットでも購入することができますが、たくさんある種類の中から成分などの特徴を理解して選ぶのは大変です。
おすすめなのは自分のお口の状態にあった歯みがきを歯科医師や歯科衛生士に教えてもらい、それを購入することです。

歯みがきを使うときのコツ

ダブルブラッシング法で磨く

フッ素やキシリトールなどの薬用成分を持続させるために、ダブルブラッシングによる歯磨きをおすすめします。これは、一般に市販されている歯磨きを使う時も、歯科医院で販売されている歯磨きを使う時も一緒です。

  • 1. 歯みがきをつけずにしっかり磨いて汚れを落とす。(空みがき)
  • 2. よくゆすぐ
  • 3. 歯みがき(歯磨き粉)や歯磨きジェルで全体を磨く
  • 4. 薬効を期待してこの後は軽くゆすぐ。もしくはゆすがない。

これで歯みがき後も一定時間フッ素濃度が保てます。

有効成分が多く含まれているものを使用することでより歯を強くすることが期待できますが、磨き残し等が改善されるわけではありません。あわせて歯科医院で行われる定期健診へ行くこともお勧めします。プロのケアと毎日の自宅ケアで、キレイな歯を持続させましょう。


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