お子様が寝ているときに、ギリギリと歯ぎしりをしていることはありませんか?歯ぎしりの詳しいメカニズムについては、未だ明らかになっていないことが多くありますが、現在主流となっている考え方についてご紹介します。 |
とあるデータでは、小児の1割に歯ぎしりがみられるとの報告があります。歯ぎしりは浅い(ノンレム)睡眠時にみられ、次のような原因によって引き起こすと考えられています。
歯ぎしりをする小児の特徴としては、不安感や責任感が強かったり、夜遅くまで起きていたりする傾向があるといわれています。 |
大人の場合は、歯・歯並び・噛み合わせなどに異常をもたらしますが、小児の場合は、噛む力が弱くて組織が柔らかいことから、大人のような悪影響は出にくいといわれています。また、発育期の歯ぎしりは、あごの成長を促すことから、ある程度は必要なことだと考えられています。しかし、歯のすり減りや、歯やあごの痛み、それ以外でも何か気になる点があれば、念のため歯科医院で相談されるとよいでしょう。 |
主に行われている対策は次の通りです。
状態によっては、お口の検査や医科で寄生虫の検査を受けることもあるようです。 ■お口の改善が必要な場合はお口の改善が必要な場合は、主に次のような治療が行われます。
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お口の問題が現れたときに相談しやすいように、歯科でも「かかりつけ医」をもつようにしましょう。お口の状態を把握しているので、いざというときは迅速な診断が受けられ、必要があれば専門の医療機関への紹介が速やかに受けられます。 |