1.白く変えたい歯は前歯?奥歯?
今、白くしたい歯の場所はどこの歯ですか?
自費での歯の選び方というのは前歯ならば話したり笑ったりと、人から見える歯なので「審美性」を重視します。
奥歯ならばものをすりつぶしてしっかり噛めるということが大事なので「機能性」を重視します。
自費の歯は審美性、機能性どちらかを重視するかによって被せ物の素材が変わってきます。
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自費にするにあたっても種類も料金もたくさんあります。
一番高いやつが良い、安くても良い、そんな感覚で選んでいたらNGです。
毎日一生使う自分の歯。しっかり考えて自分に適している自費の歯を選択しましょう!
今、白くしたい歯の場所はどこの歯ですか?
自費での歯の選び方というのは前歯ならば話したり笑ったりと、人から見える歯なので「審美性」を重視します。
奥歯ならばものをすりつぶしてしっかり噛めるということが大事なので「機能性」を重視します。
自費の歯は審美性、機能性どちらかを重視するかによって被せ物の素材が変わってきます。
前歯を自費の白い歯にする時、自分の歯を一度じっくり観察してみましょう。透明感は強いですか?どんな色味ですか?
100%セラミックでできているオールセラミッククラウンは金属を使用しません。すべて陶材でできているので透明性があり、エナメル質の質感をうまく引き出すことができ、細かいところまで再現できるので元々の歯の色が変わっていても天然歯のように仕上げることが可能です。
透明感が強い、色が特徴的な前歯ならばオールセラミックをお勧めします。
奥歯も美しくしたいからオールセラミックで、という考え方はあまりおすすめしません。
奥歯は「物を噛み、すりつぶす」という役割を果たします。特に6番(第一大臼歯)は一番かむ力が強いといわれる歯です。
そんな力が加わる奥歯なので耐久性があることが重要です。
金属フレームの上にセラミックを被せたメタルボンドや、ジルコニアのフレームの上にセラミックを被せたジルコニアセラミッククラウンがお勧めです。
オールセラミックまでとはいきませんがどちらも周り歯に合わせて作るので綺麗に仕上がります。
見た目も気にしないし、そこまで頑丈じゃなくてもいいなという方は、ゴールドクラウンをお勧めします。
金は柔らかく、被せた歯にぴったりとくっつき、よく馴染んでくれます。そのため親和性がよく、隙間から虫歯菌が入ってしまい二次う蝕…といったリスクが低いです。
金箔を想像してみてください。叩くととてもよく伸びます。そのため欠ける心配がなく、強く噛んでも反対側の歯を傷つけにくいです。
奥歯でも、かむ力が強い人ジルコニア系のものが向いています。
歯ぎしりやタッピング(寝ている時などに歯をカチカチとしてしまうこと)などの口腔内で独特な癖がある人も、せっかく被せたのに欠けてしまった…なんてこともあります。
そんな心配がある方は自費被せ物の中でも硬くて耐久性があるオールジルコニアやジルコニアセラミック(ジルコニアとセラミックの二重構造のもの)がおすすめです。
オールジルコニアはとても硬いので、周りの歯の状態や噛み合わせを歯医者さんと確認してみましょう。
歯まるまる一本ではなく部分的な白い詰め物にしたいと考えている方や、欠けた部分などのちょっとした歯の修復を行うときは、ハイブリッドセラミック(ハイブリッドレジンなどとも言われます)がおすすめです。
セラミックとレジンが混じっている素材で硬すぎず、柔らかすぎません。審美性と強度は、公的医療保険の歯科用プラスチック樹脂と自費のオールセラミックやジルコニアの中間くらいです。
お値段もオールセラミックやジルコニアに比べると高くないのでちょっとした修復に適応していますし、色も綺麗に馴染んでくれます。
自費の治療が公的医療保険の治療より高くなるのはどうしても仕方がありません。
しかしそこを妥協して公的医療保険で歯を作っても何年後には色が黄ばんできて…被せ物の下にまた虫歯ができて…そんなリスクが発生しかねません。
そうするとまた被せ物をつくらないといけなくなってしまうのです。
一生ものの歯だから、治療は少なくずっと健康で噛める歯でいたいですよね。そのためには、被せ物を作る時は妥協をしないで、場所に合わせずっと噛んでいられる丈夫で綺麗な被せ物を選ぶのが一番です。