常に新しい歯を使うサメ
サメの歯は、使っている一番前の歯のすぐ後ろには常に新しい歯が用意され、獲物を襲ったりして歯が1本でも欠けると、新しい歯列が古い歯列を押し出して、歯列ごと新しいものと交換されるのだそうです。しかも生きている間、常に新しい歯に入れ替わるそうです。歯がダメになったらまた新しい歯が生えるなんて、歯医者いらずですね。
でもこういったサメの歯には、臼歯(きゅうし)人間でいう奥歯3本+親知らずがありません。どうしてかというと、食べ物を食べるときは、その鋭い歯で切り裂いて丸呑みしてしまうからです。
つまり、人間のように奥歯ですりつぶしてよく噛んで味わって食べるということは、サメはしていないし、できないのです。