乳歯は生後6~7ヶ月から生え始め、個人差はありますが大体3歳頃にすべての乳歯(20本)が生えそろいます。乳歯はやがて永久歯に生えかわってしまいますが、お口や体の成長を導く大切な役割があります。
おやつ≠甘いもの
乳歯が生えてきた頃の子どもは、胃が小さく、一度にたくさんの量を食べることができません。おやつは軽い間食として考え、不足しがちな栄養を補えるような下記のものがお勧めです。
●ふかし芋 ●スティック野菜 ●くだもの ●するめ、にぼし、だし昆布など
こうならべてみるとなかなか渋めのラインナップですが、このようなおやつであれば、不足しがちな栄養素を補ったり、健康なお口と体を育てるサポートができます。
柔らかいお菓子ばかりを食べていては、顔や顎の骨の発育に影響が生じ、歯並びや噛み合わせが悪くなる(不正咬合)ことも考えられます。
甘い物は食べ方に注意しましょう
といっても、楽しいおやつの時間に甘い物を食べる機会もあるかと思います。
そんな時は、飲み物はジュースではなくお茶、お水などにしたり、おやつ自体の量を調整したりなどの注意をするとよいでしょう。
毎日のおやつを楽しむためにも、虫歯は大敵です。
時間と量をきちんと決めておやつを楽しみ、仕上げ磨きを欠かさずしてあげましょう!
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