動物の歯周病リスク
ペットも虫歯や歯周病などのお口の病気になってしまうことがあります。
「歯周病」は人間だけの病気、と思われがちですが、そうではありません。
動物でも虫歯だけでなく、歯周病になってしまうことがあります。生の肉や硬い木の皮や葉っぱを食べている野生の動物たちには、ほとんど歯周病はみられないそうですが、ペットとして飼われていたり、動物園などで飼育されている動物は歯周病になるリスクが高いそうです。
いくら人間の食べ物や甘いものを与えず、普通のペットフードだけ与えていても、歯周病のリスクは常にあるそうです。
小さな動物にとって歯周病はときに命にも関わります。
ペットの口の中の変化に周囲の人が気づかないまま歯周病がどんどん重症化して、細菌が繁殖し続けると、歯が抜け落ちるだけでなく、周囲の骨を溶かしたり口の回りの皮膚や組織まで影響を及ぼすことも。また、人間と同じく内蔵疾患や消化器系の病気にも影響してしまいます。