「仕上げ磨きのポイント」3つ
子どもの歯磨きは、できれば小学校低学年頃までは大人が仕上げ磨きをしてあげることが望ましいです。そこで、仕上げ磨きの際の3つのポイントをご紹介します!
■ 鉛筆を持つように歯ブラシを持つ
歯ブラシを握り込んでしまうと、どうしても力が入りやすくなってしまいます。鉛筆を持つように歯ブラシを持つと、粘膜を傷つけたり歯茎に当たってしまったりなどの痛みや不快感を防げるでしょう。
■ 磨くときは歯ブラシを細かく動かす
大きく歯ブラシを動かすと細かい部分に歯ブラシの毛先があたらず、歯の汚れが残りやすくなってしまいます。歯ブラシは歯一本ずつにあてるように意識して、細かく磨きましょう。特に「奥歯の噛み合わせ」「歯と歯茎の境目」「歯と歯の間」は汚れが溜まりやすい部分ですので注意しましょう。「歯と歯の間」には、デンタルフロス(糸ようじ)を使うとよいでしょう。歯医者さんでは子供用の小さなサイズも取り扱っています。
■ 唇を触るときは優しく
「歯茎」や「小帯(唇と歯茎の境目の筋)」に歯ブラシを引っかけたり、指で強く押さえたりすると痛みを感じ、歯磨きを嫌がることがあります。歯を磨く際は唇を指で軽く引っ張るようにして、力を入れすぎないように磨きましょう。