この記事の要約
・歯科医院おすすめの歯ブラシ6つの特徴と価格を紹介します。
・歯ブラシには、ヘッドの大きさ、毛の硬さ、毛先の形状などさまざまなタイプがあり、自分に合ったものを選ぶことが重要です。
・歯磨きの際は、「毛先を歯面に当てる」「毛先が広がらない程度の軽い力で磨く」「5〜10mm歯ブラシを小刻みに動かす」という3つのポイントを意識しましょう。
・歯磨きに関する思い込みも解説します。
・歯ブラシ選びを歯科医院で相談するのもおすすめです。
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家族から口臭を指摘され、虫歯や歯周病に悩まされるなどして、「これから歯磨きを頑張ろう」と考えている人も多いと思います。
歯磨きの効果を高めるために、普段使う歯ブラシにもこだわりたいですよね。この記事では、歯科医院がおすすめする歯ブラシ6選を紹介します。歯ブラシの選び方や正しい歯磨き方法も解説しますので、ぜひご参考ください。
・歯科医院おすすめの歯ブラシ6つの特徴と価格を紹介します。
・歯ブラシには、ヘッドの大きさ、毛の硬さ、毛先の形状などさまざまなタイプがあり、自分に合ったものを選ぶことが重要です。
・歯磨きの際は、「毛先を歯面に当てる」「毛先が広がらない程度の軽い力で磨く」「5〜10mm歯ブラシを小刻みに動かす」という3つのポイントを意識しましょう。
・歯磨きに関する思い込みも解説します。
・歯ブラシ選びを歯科医院で相談するのもおすすめです。
歯科医院おすすめの歯ブラシの特徴や価格を紹介します。
参考:タフト24
参考:SUNSTAR
参考:奇跡の歯ブラシ
参考:SUNSTAR
参考:クリニカ
参考:ヘイリオン
歯ブラシはヘッドの大きさや毛の硬さなど、さまざまなタイプがあります。自分の歯や歯茎の状態、現在の悩みを考慮し歯ブラシを選ぶようにしましょう。歯ブラシのそれぞれの特徴を紹介します。
歯ブラシの毛が生えている部分をヘッドといい、一般的に「コンパクト」「レギュラー」「ワイド」の3種類があります。ヘッドが小さいほうが奥歯なども磨きやすいですが、隅々まできれいにするには時間がかかります。ワイドは歯を磨きやすいですが、隅々まで磨くのは難しいといえます。
歯ブラシの毛の硬さには、「やわらかめ」「ふつう」「かため」の3種類があります。毛が硬いほうが歯についた汚れを落としやすいですが、歯や歯茎にダメージを与える可能性があります。そのため、歯茎の状態によって選ぶのがおすすめです。
毛先の形状は、メーカーによりさまざまな工夫が施されています。「フラット」を基本とし、ギザギザとした「山型」、中央部が盛り上がっている「ドーム型」の3種類があります。
毛の面の形状は、毛先が丸まっている「ラウンド」、毛先が細くなっている「テーパード」、ラウンドとテーパードの両方が植毛されている「二段植毛」といった種類があります。
歯ブラシのヘッドとハンドル(持ち手)の間の部分を、ネックといいます。主に「ストレート」と「カーブ」の2種類があります。ネックがカーブしていることで、歯を磨く力が直に伝わりにくくなります。
ハンドルは持ち手の部分のことで、「細め」「太め」の2種類があります。ほとんどの人に向いているのは細めで、鉛筆を持つように「ペングリップ」で使用するのがおすすめです。太めは高齢者や握力が弱い人でも持ちやすく、手のひらで握る「パームグリップ」で使用するのに適しています。
自分に合った歯ブラシを使い、正しく歯磨きをすることが大切です。
歯磨きの際、「毛先を歯面に当てる」「毛先が広がらない程度の軽い力で磨く」「5〜10mm程度を目安に歯ブラシを小刻みに動かす」という3つのポイントを意識しましょう。また、粘着性が強くこびり付いているプラークを落とすために、歯1本ずつにブラシを当てて丁寧に磨き上げることが大切です。
毛先が細いと隙間の汚れも落としやすい、と思われがちですが、汚れを落とす力が弱いため、丁寧に時間をかけて歯磨きをする必要があります。そのほか、歯ブラシのヘッドが口腔内の奥まで届いているからといって、毛先が奥歯の隅にまで届いていないかもしれません。奥歯を磨く際は、口を少し開ける程度にするのがポイントです。
歯磨き粉については、「研磨剤が配合されているものは歯に悪い」「歯磨き粉はほんの少しだけつければ良い」といった思い込みにも注意が必要です。歯磨き粉の研磨剤は基準に則って配合されているため、そこまで心配することはありません。磨く力には気をつけましょう。
一口に歯ブラシといっても、ヘッドの大きさ、毛の硬さ、毛先の形状などで違いがあります。口腔内に汚れが残ったままでは虫歯や歯周病になるリスクが高まるため、自分に合った歯ブラシを見つけることが重要です。
また、歯磨きは正しい方法で行うことも意識しましょう。歯科医院では、歯ブラシ選びの相談に乗ってくれるだけでなく、クリーニングや歯磨き指導も行ってくれます。自分に合った正しい歯磨きを実践したい人は、一度相談してみてはいかがでしょうか。
この記事で、歯ブラシ選びに関するあなたの疑問が少しでも解消されたら幸いです。
歯科医師 古川雄亮 先生
国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Nature系のジャーナルに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開