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歯医者 託児 付き

託児付きの歯医者とは?探し方や選び方、利用するときの流れ、注意点まで

監修者

古川 雄亮先生
古川 雄亮先生

国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Nature系のジャーナルに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開

「歯医者さんに行きたいけれど、小さい子どもがいるため難しい」方も多いのではないでしょうか。このような場合、子どもと一緒に通える「託児付きの歯医者」がお勧めです。

この記事では、託児付きの歯医者について紹介します。また、探し方、選び方、利用時の流れ、注意点も解説しますので、小さな子どもと一緒に安心して通える歯医者をお探しの方はぜひご覧ください。

託児つきの歯医者のポイント5つ

・保護者の歯科治療中に、専門スタッフが子どものお世話をしてくれます。
・インターネット検索などで、通いやすいエリアに託児付きの歯医者があるか探してみましょう。
・保育士スタッフがいて、子ども連れに配慮した環境なら、より安心です。
・託児付き歯医者に通うと、子どもが歯医者の環境に慣れるメリットもあります。
・基本的に事前予約が必要で、子どもの年齢などによっては利用できない場合もあるためご注意ください。

託児付きの歯医者とは

託児付きの歯医者では、保護者が歯科治療を受けている間、専門スタッフが子どものお世話をしてくれます。多くの場合、院内にキッズスペースがあり、スタッフが一緒におもちゃで遊んだり絵本を読んだりと、子どもに合わせた対応が特徴です。

保護者は安心して歯科治療を受けることに専念でき、子どもは安全に楽しく過ごせます。

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託児付き歯医者の探し方

託児付き歯医者の利用を検討する場合、以下の方法で通いやすいエリアにぴったりの歯医者があるか探してみましょう。

インターネットで検索する


近所の歯医者のホームページを見て、託児サービスの有無が記載されているか確認します。また、「エリア名 歯医者 赤ちゃん連れ」「エリア名 歯医者 保育」「エリア名 歯医者 託児所」といったワードで検索しましょう。

電話で問い合わせる


ホームページを見てもよくわからない場合、電話で託児サービスがあるか問い合わせましょう。電話なら、子どもの年齢を伝えて託児が可能かを確認したり、キッズスペースの有無を聞いたり、予約方法を把握でき、気になる点をスムーズに解消できます。

Googleマップや口コミサイトで探す


Googleマップや口コミサイトを確認すると、「子どもを預かってくれた」など実際に歯医者を利用した人の感想があることもあり、託児付き歯医者が見つかることもあります。

託児付き歯医者の選び方

短時間とはいえ大切な子どもを預けることになるため、以下のポイントを重視して託児付き歯医者を選ぶのがおすすめです。

保育士資格を持ったスタッフがいるか


小さな子どものお世話は、保育のプロに任せるのが安心です。託児付き歯医者で子どもの面倒を見てくれるスタッフのなかには、保育士の方も多いです。保育士スタッフがいるかどうかをチェックしましょう。

子ども連れに配慮した環境になっているか


院内にキッズスペースが用意されていると、おもちゃ、絵本、アニメなどを楽しみながら快適に過ごせます。また、トイレにおむつ交換台やベビーチェアが設けられていたり、ベビーカーを置くスペースがあったりと、子ども連れに配慮された環境かも大切です。

スタッフは丁寧に対応してくれるか


歯磨きが困難な状況で、例えば妊娠中に口の中に歯ブラシを入れると吐き気が出る状態も、マウスウォッシュでお口の中を清潔にできます。ブラッシングの代替手段として利用できる点も、マウスウォッシュの大きな強みの一つです。

メリット④外出先でも使える


マウスウォッシュをお口に含んで吐き出すだけで効果が発揮されます。外出先で歯磨きを行うスペースなどがない場合も使用でき、手早くお口の中を清潔に保てる点は大きなメリットです。

災害時に水が使えなくてもお口の中を清潔に保てる


災害などが発生し、水道水を利用できなくなることがあります。歯磨きが難しくなりますが、マウスウォッシュは水が必要ないため、緊急事態もお口の中を清潔に保てます。


【口臭ケア】人気のマウスウォッシュ5選|歯医者がおすすめするポイントは?

マウスウォッシュにはさまざまなタイプがあり、どの種類を使用すべきかは患者さんで異なります。この項目では、口臭ケアを目的として使われる場合に人気がある5種類のマウスウォッシュを詳しく紹介します。

コンクールF


コンクールFは水に数滴垂らしてうがいするだけで、口腔内細菌の殺菌効果を発揮してくれるマウスウォッシュです。使用後に殺菌効果が最大12時間持続するとされる殺菌力の高さに加えて、使用時の刺激が少なく、後味の爽快感も特徴です。

参考価格として、100mlの容量で1100円ほどです。コンクールFは水で薄めて使用するマウスウォッシュのため、水がないと使用できないデメリットがありますが、原液を使用するマウスウォッシュに比べて1回使用する毎のコストが少なく、長期間使用できます。

参考:ウエルテック株式会社

モンダミン ハビットプロ


モンダミン ハビットプロは歯科医院専売マウスウォッシュであり、殺菌成分、抗炎症成分、出血予防成分という3種類の薬用成分が歯茎を保護し、口臭の発生を防ぎます。また、ノンアルコールのため、お口の中の刺激が少なく、子どもも抵抗感が少なく使えて、利用後の爽快感も得られます。

基本的に、歯磨き後におよそ10〜20mlを口に含み、20〜30秒ほどすすいで吐き出す流れで使用します。使用時に希釈する必要がなく簡単に利用できるのがポイントです。参考価格は、100mlの場合は440円、380mlの場合は約850円、1080mlの場合は約1650円ほどです。

参考:アース製薬株式会社

モンダミン プレミアムケア センシティブ


モンダミン プレミアムケア センシティブは、低刺激かつノンアルコールタイプのマウスウォッシュです。お口の中が敏感な人や子どもであっても安心して使用でき、ミントの香味を使用しているため、利用時にひんやりした心地よい清涼感があります。

洗浄効果や薬用成分に加えて、歯のコーティング成分やクリーニング成分も含まれ、虫歯の予防、歯周炎による出血予防、歯垢の付着予防、口臭予防など多くの効果があります。参考価格は、1080mlの場合に950円前後です。

参考:アース製薬株式会社

クリニカクイックウォッシュ


クリニカクイックウォッシュは、すすぐだけで歯垢を分解・除去できるマウスウォッシュです。日本で唯一、「デキストラナーゼ酵素」という歯垢を分解・除去できる薬用成分が配合され、外出先などの状況で手短に歯垢を除去したい場合に最も適した選択肢の一つでしょう。

また、ノンアルコールタイプであるためお口の中への刺激が小さく、子どもやアルコールの刺激が気になる人も安心して使用できます。さらに、甘味剤であるキシリトールも配合され、ミントの香味と爽快感も得られます。参考価格として、450mlの場合はおよそ500円前後が相場です。

参考:ライオン株式会社

口臭ケアでマウスウォッシュの効果を得るために必要なこと

マウスウォッシュはあくまで歯磨きなどを補助するツールで、単体で歯垢を除去したり、お口の中を清潔に保ち続けられません。そのため、口臭ケアの際にマウスウォッシュを利用するなら、初めに歯科医院に足を運んで、患者さんに合ったマウスウォッシュや、セルフケアの方法を教えてもらうことをおすすめします。

歯科医院でクリーニングを受けてお口の中の衛生状態を改善し、マウスウォッシュを使用することで、お口の中をより良好な状態に保てます。

マウスウォッシュとデンタルリンスの違い

マウスウォッシュとデンタルリンスは液体製品で、お口の中の殺菌や口臭ケアが目的の製品です。デンタルリンスは「液体歯磨き」と呼ばれ、ブラッシングの際に歯磨き粉と併用したり、歯磨き粉の代用品として用い、口臭予防や爽快感を得ることが期待できる点が特徴です。

一方、マウスウォッシュは歯磨き後や、歯磨き出来ない状況に単体で使用するのが一般的です。歯磨き後に口臭ケアをしたい場合や、手短にお口の中の衛生状態を改善したいときなどの利用がおすすめです。

まとめ

マウスウォッシュは口臭ケア製品の一つであり、お口の中の細菌数を減らせ、口臭予防・保湿効果が期待でき、歯磨きできないときの代替手段になるなど、さまざまなメリットがあります。

マウスウォッシュ製品では、コンクールF、モンダミン ハビットプロ、モンダミン プレミアムケア センシティブなどが人気です。

ただし、マウスウォッシュなどの口腔ケアグッズのみでプラークを除去できません。あくまでセルフケアの主体は歯ブラシであり、補助的ツールの一つとして使うことを心がけましょう。

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