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歯医者の予約を当日キャンセルするときの言い方&忘れないための対策

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「歯医者の予約があったが、予約日時を忘れていて同じ日に別の予定を入れてしまった。今まで歯医者の予約をキャンセルしたことはないけれど、どう歯医者に伝えればいいの?」そんな悩みをお持ちの方も、いらっしゃるかもしれません。

今回は、歯医者さんの予約をキャンセルする際に連絡しなければならない理由、キャンセルする時の言い方として気をつけるべき点、キャンセルする際によくある3つの原因、予約日時を忘れないための4つの対策、治療を中断した場合の3つのリスクを解説します。

この記事の要約

・歯医者さんは予約キャンセルの連絡を入れてもらうことで、空いた時間に他の患者さんの治療ができるため、無断キャンセルせずに必ず連絡を入れる
・予約をキャンセルする際、具体的な用事の内容や体調の細かい部分に触れる必要はなく、キャンセルの理由を簡潔に説明するだけで十分
・治療を途中でやめると、症状が再発したり、治療の長期化や治療費が増える可能性がある

歯医者の予約をキャンセルする際は必ず連絡する

歯医者の予約をキャンセルする際、診察当日でも必ず連絡を入れましょう。歯医者側からすれば、キャンセルの連絡をもらうことによって、急に治療が必要となった別の患者さんを診察できる時間にしたり、院内研修や掃除の時間に使うことができるようになるため、非常にありがたいのです。

キャンセルの連絡が早いほど、歯科医院はその後の予定が立てやすいです。そのため、何らかの理由でキャンセルが必要になった場合、できる限り早く連絡を入れましょう。

歯医者の予約をキャンセルするときの言い方

歯医者の予約をキャンセルまたは変更したい場合、「体調が悪い」「身近に体調不良者が出た」「仕事が入ってしまった」など、キャンセルの理由は簡潔に伝えて問題ありません。必ずしも、仕事の内容など具体的に伝える必要はない点を頭に入れておくと、連絡時の負担を減らすことができます。

予約日が近くなったタイミングで唐突に予定が入ったり、急な体調不良に襲われることは誰しもあります。歯医者の予約をキャンセルしたり、日程の変更に対し過度に負い目を感じることなく、できるだけ早いタイミングで連絡を入れることが大切です。

歯医者の予約をキャンセルする場合によくある理由

歯医者の予約をキャンセルする場合、基本的に何らかの理由があります。予約のキャンセル理由には、主に以下の3つがあります。

予約していたことを忘れていた


予約の際、ある程度先の日時を指定するため、本来歯科医院を訪れる予定日を迎えた時点で、予約を忘れてしまうケースは多いです。連絡を忘れてしまうと無断キャンセルの扱いになります。

このような場合、予約を入れた日時を忘れないために、Googleカレンダーに登録するなd何らかの対策を事前に講じる必要があります。

治療の必要性を感じなくなった


患者さんの中には、治療の途中であるにもかかわらず、歯科医院に通うことを自らの判断で止めてしまう人がいます。最初は虫歯の痛みに耐えかねて来院したにもかかわらず、治療が進んで一時的に痛みがなくなったタイミングで治療の必要がなくなったと考え、歯科医院に来なくなる人がいます。

治療が完了前に痛みが止まっても、その状態は一時的なものにすぎません。担当医に治療の終了を告知される前に、自分の考えで治療を止めることは絶対にやめましょう。

予約の変更が面倒だった


歯科医院や担当医によっては、他の患者さんの治療で予定が埋まっており、予約が取りづらくなっています。患者さんによっては、予約が取りにくい状況下で予約を変更したり、あるいは取り直す必要が生じた際に時間や手間が面倒になり、無断で予約をキャンセルしてしまう人もいます。

たとえ予約の取り直しが難しかったり、電話が繋がりにくい事情があっても、一切連絡せずに予約をキャンセルするのではなく、きちんと断りを入れることが大切です。

歯医者の予約を忘れないための対策

歯医者の予約を入れたことを忘れてしまい、そのまま無断でキャンセルすることは迷惑をかけるので避けたいものです。この項目では、歯医者の予約日時を忘れないようにする4つの対策を詳しく紹介します。

カレンダーアプリやアラームを活用する


スマートフォンのカレンダーアプリに予約日時を予約決定時にすぐに記載したり、予約日が近くなったらアラームやリマインダーが作動するように設定することによって、歯科医院の予約を忘れる事態が避けられます。うっかりミスで無断キャンセルしないよう、なるべく早めに対策を講じましょう。

予約を再確認する習慣を身に付ける


歯医者の予約日が近づいてきたタイミングで、患者さん自身が予約を入れた日時を確認する習慣をつけておくことも、予約日を忘れない効果的な手段です。予約を入れてすぐに、スマートフォンや卓上のカレンダーなどに歯医者の予約日時を記入し、カレンダーを定期的に見ることを常日頃から意識するとよいでしょう。

手書きのメモを見えるところに貼る


カレンダーアプリに予定を記入するだけでなく、紙のメモや付箋などに歯医者の予約日時を書いたうえで、日常生活で目にするところに貼っておくことも有効です。

スマートフォン等のデジタルなツールに加えて、電子機器の電源を切っている場面でも目に入るアナログ的な記録方法を併用することによって、より強固な記憶の定着につながります。

事前に歯医者から連絡してもらう


歯科医院によっては、予約を入れた日時に忘れず来院してもらうために、歯医者の受付スタッフにお願いすることで、来院前に連絡を入れてもらえることができる場合があります。

来院前日や当日にリマインドしてもらえれば、予約を忘れる可能性が低くなるため、不安な人は事前に連絡サービスの有無について確認するといいかもしれません。

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歯医者の治療を中断した場合のリスク

歯医者のキャンセル後、そのまま治療を中断した場合、その後にデメリットが発生します。特に注意すべきリスクは、以下の3つです。

二次虫歯のリスクが高くなる


虫歯の治療中に、噛み合わせや見た目を維持するために「仮歯」という装置を被せ物として用いることがあります。この段階で問題ないと考え、治療をやめてしまう患者さんがいますが、この仮歯はプラスチックのため、破損のリスクが高く、再び虫歯になる「二次虫歯」の危険もあります。

仮歯の後に作られる最終的な被せ物に置き換えず仮歯を使い続けてしまうと、さまざまなデメリットがある点に注意しましょう。

治療期間が延びる


治療途中の仮歯はあくまで一時的に過ぎず、長期間の使用を想定していません。そのため、患者さんの判断で歯科医院への通院を中断した場合、仮歯が取れてしまう可能性が高いだけでなく、細菌が侵入して症状の悪化を招くリスクも生じます。

再度の治療が必要になるだけでなく、最初に治療を始めた時より状態が悪化してしまうケースもあります。中断して悪化すると、継続して治療を受けていた場合よりも治療期間が余計に長くなることになりかねません。

治療費が高くなる


治療の中断で想定通りに治療が進まなかった場合、治療を再びやり直す必要があり得ます。その場合、通院する回数も当初の予定より多くなるため、余分な治療費も発生します。

さらに、仮歯が取れた後の治療箇所に細菌が入り込み、そのまま根管に至った場合は、追加で根管治療(歯の神経の管のお掃除)が必要です。治療にかかる費用や時間もさらに増えるでしょう。

まとめ

何らかの理由で歯医者の予約を守れない場合、無断でキャンセルするのではなく、事前に必ず連絡すべきです。歯医者側も、キャンセルの連絡があれば他の患者さんを治療できたり、研修や掃除など他のことに時間を割けるため、簡潔に事情を伝えるだけでもよいので連絡しましょう。

また、治療途中で歯医者に行くのをやめてしまうと、歯の状態が悪くなり、治療の長期化や治療費の負担増加などのデメリットがあります。予約をキャンセルしたらそれで終わりにするのではなく、忘れずに再予約を入れて治療を継続して終わらせましょう。

記事監修

歯科医師 古川雄亮 先生

国立大学歯学部卒業後、大学院において歯のエナメル質の形成に関わる遺伝子研究を行い、アジア諸国で口腔衛生に関連する国際歯科活動にも従事した。歯学博士修了後、南米の外来・訪問歯科診療に参加した。 2019年10月10日Nature系のジャーナルに研究論文「HIV感染患児における免疫細胞の数と口腔状態との関連性について」を公開

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