この記事の要約
・治療途中で歯医者を変えたことがある人の割合は40%を超えているデータがある
・歯医者を変えると、自分に合った担当医に出会える、質の高い治療を受けることができる、治療費を安く抑えられるメリットがあるかもしれない
・より良い治療を求め短期間で転院を繰り返すことは控え、転院先の候補となる歯科医院を事前によく調べ、自分の歯の状態を把握しておくことが重要になる
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「虫歯の治療で歯医者さんに通っているものの、担当医の対応に不満がある。できるなら歯医者さんを変えたいけど、治療途中で転院して問題ないの?」そのような疑問をお持ちの方はいませんか。
結論、治療途中での歯医者さんの変更は可能です。今回、治療途中で歯医者さんを変えたことがある人の割合、患者さんが変えたいと思う3つの理由、転院によるメリットとデメリット、変えたい場合の3つの注意点を紹介します。
・治療途中で歯医者を変えたことがある人の割合は40%を超えているデータがある
・歯医者を変えると、自分に合った担当医に出会える、質の高い治療を受けることができる、治療費を安く抑えられるメリットがあるかもしれない
・より良い治療を求め短期間で転院を繰り返すことは控え、転院先の候補となる歯科医院を事前によく調べ、自分の歯の状態を把握しておくことが重要になる
歯医者さんが患者さんを選ぶことはできません。また、患者さんが治療中に歯医者を変えてはいけないというルールもありません。仮に治療中でも、歯医者の変更は可能です。
歯医者を変える際に転院手続きを行う必要はなく、必ずしも以前治療を受けていた歯科医院に変更する旨を連絡する必要もないという点も頭に入れておくといいかもしれません(紹介状作成のために伝えた方が良い場合があります)。
歯医者を変えたいと患者さんが考える理由は決して同じではなく、個々によって異なります。転院に伴うリスクを背負って治療中に歯科医院を変えるに至った具体的な原因は、主に以下の3つです。
治療を受けている歯医者が自分に合わなかった場合、治療先を変更することによるメリットがあります。具体的なメリットとして、以前の歯医者よりも説明がわかりやすい、治療方針が患者さんの求めるものと合致するなど、相性の良い歯科医とめぐり会える可能性があります。
転院前に初めにセカンドオピニオンを受けておくことで、それまでと異なる観点からご自身に合った治療方針を立ててもらうことができるかもしれません。加えて、治療の質や設備が以前よりも優れている、治療費をより安く抑えられる、治療費の形態が以前よりもわかりやすいなどのメリットもあるかもしれません。
治療途中で歯医者を変更することは必ずしもプラスとは限らず、場合によっては転院前より状況が悪化することがあります。転院の際には初診料やレントゲン撮影料が必要となることが多く、患者さんが想定していた治療方針の変更の可能性もあるため、金銭的な負担が多くなる可能性があります。
また、新しい歯科医院で必ずしも自分と相性の良い歯科医に出会えるわけではなく、理想を追い求めて再度の転院を行うこともあります。短期間での転院が重なると治療情報が歯科医院間でうまく伝達されなくなる可能性がある点も大きなデメリットとなるため、転院の際にはできる限り慎重に転院先の歯科医院を選択することをおすすめします。
転院を行う前後で特に意識すべき3つの注意点を具体的に紹介します。
治療中に、何らかの不満を持ちつつ同じ歯医者さんに無理に通い続ける必要はありません。4割強の人が治療中に歯医者さんを変えたことがある調査データもあり、治療途中に歯科医院を変えても大きな問題はありません。
ただし、安易に転院を繰り返す「ドクターショッピング」をしないように気をつけ、事前に複数の歯医者さんを調べて比較する必要があります。必ずしも転院先が良いとも限りません。
信頼できる歯医者さんが見つかれば治療も進みやすくなるため、転院によって自分に合った担当医に出会えるように、事前準備をすることをおすすめします。