
永久歯への生えかわり

乳歯と永久歯の違い
乳歯は全部で20本でしたが、永久歯は親知らずも含めると32本生えてきます。
また、永久歯は、乳歯と比較して歯の表面のエナメル質や歯の中身の象牙質が厚く、丈夫にできています。
ただし、生え変わりの時期は乳歯と永久歯が混在して歯の高さにばらつきがあるので、汚れがたまりやすくなります。いつも以上にしっかりとケアをすることが大切です。
生えかわる時期

永久歯は、右上の図でいう「6」の数字を記している歯、「第一大臼歯」から生えはじめます。 5〜6歳ごろに生えてくる一番最初の永久歯であるため、「六歳臼歯」とも呼ばれています。 次に前歯から奥歯に向かって順番に生えかわります。11〜13歳になると、六歳臼歯の奥に「第二大臼歯」が生えてきて、13〜14歳ごろには最終的にすべての永久歯が生えかわります。(ただし、個人差があるので1〜2年のずれは心配する必要はありません )
こんなときは歯科を受診しましょう
乳歯が抜けていないのに、永久歯が生えてきた
乳歯が残ったままの状態にしておくと、歯並びや噛み合わせに悪影響が出る場合があります。
左右対称で生えかわらない
上あご右側の前歯が生えかわったのに、同じ上あごの左側の前歯が6ヶ月以上経っても生えかわらない場合は、何らかの問題がある場合があります。
上記の場合に限らず、生え換わりの時期には一度歯医者さんに行ってみてもらうと良いでしょう。 かみ合わせや歯並びを見てもらい、早めの治療や対策を行うことで大きな治療を避けることができます。
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