口角炎の治療方法

口角炎

唇の両端(口角)が炎症を起こし、ただれやひび割れなどがみられる状態を「口角炎」、または「口角びらん」といいます。口角炎になると、お口を開ける時に痛んだり、酸っぱいものや辛いものがしみて、1週間ほど不快な症状が続くことが多くあります。ここでは、主な症状、発生の要因と歯科で行われる治療、気をつけることについてご紹介します。

口角炎の主な症状

症状は、両側の口角にみられることがほとんどですが、片側だけにみられることもあります。下記が主な症状です。

・ただれ ・ひび割れ ・かゆみ ・痛み ・化膿 ・出血 ・かさぶた

発生の要因と歯科で行われる治療

口角炎は、下記のいくつかの要因が重なることで引き起こすといわれています。要因と併せて、歯科で主に行われる治療についてご紹介します。

【要因1】 唇を舐める癖、唾液の分泌が多いなど

【治療法】 癖の改善や、こまめに唾液を拭くなどの指導

【要因2】 急に大きくお口を開ける、または、歯科治療時に頬をひっぱりすぎる

【治療法】 塗り薬の処方、レーザー治療

【要因3】 お口の中が不衛生

【治療法】 被せ物(クラウン)が合わない場合の再治療、入れ歯のお手入れ方法の指導、ブラッシング指導

【要因4】 細菌(カンジダ菌、レンサ球菌)の感染

【治療法】 うがい薬や、塗り薬、飲み薬などの処方、レーザー治療

【要因5】 口腔乾燥症

【治療法】 口腔乾燥症の治療(薬の服用や、人工唾液の使用、唾液腺のマッサージなど)

【要因6】 皮膚疾患(アトピー性皮膚炎、脂漏性湿疹)の影響

【治療法】 塗り薬の処方、レーザー治療

【要因7】 ビタミン不足

【治療法】 食事指導(例:レバーやうなぎ、鶏卵などビタミンB2を含む食品を取る)

【要因8】 糖尿病や、貧血、悪性腫瘍などの全身疾患による免疫力の低下

【治療法】 塗り薬の処方、レーザー治療

【要因9】 ストレスや睡眠不足など体力の低下

【治療法】 生活指導(例:休息をとって健康状態を整える)

全身疾患や皮膚疾患などが大きく関係していることが考えられる場合は、内科や皮膚科で原因の治療が必要となります。どの科を受診すればいいのかお困りの場合は、かかりつけの歯科や、内科、皮膚科などに連絡をし、症状を伝えてみましょう。

気をつけること

  • 大きくお口を開けないようにする
  • 指や舌で口角を触らないようにする

口角炎は、バランスの取れた食事や、規則正しい生活習慣、お口の中や周りを清潔に保つなどで予防できる場合もありますので、日頃から心掛けるとよいでしょう。


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