小児歯科医のお仕事

小児歯科医

小児歯科では、主に18〜20歳未満の子どもに対して、お口の発育を見守り、これの障害となるお口の病気や異常の治療、または予防を行いながら、永久歯列が完成するまでの管理を行います。ここでは、小児歯科医のお仕事についてご紹介します。

小児歯科での取り組み

キッズルーム 一般歯科治療でも子どもの診療は行われていますが、小児歯科ではお口や身体の成長発育に関する知識はもちろんのこと、特にコミュニケーションと小児の行動学を重視した診療を行っています。

■精神面
なかでも小さな子どもは、その多くが医療機関に対して恐怖心や不安を持っています。また、治療に対する理解力が低く、表現力も乏しいという特徴があります。このような特徴を小児歯科医やそのスタッフはよく理解しており、子どもが心地よく診療を受けられるように指導し、歯科恐怖症にさせないように注意して診療を行っています。

■設備面
設備面では、明るい雰囲気作りに努力されているところが多く、たとえば、おもちゃや子ども向けの絵本がたくさんあったり、プレイルームがあったり、治療を受けているときにテレビが見えるようになっていたりと、子どもが楽しく通える工夫が行われています。

診療内容について −治療−

主に虫歯や歯肉炎、歯の外傷、乳歯の抜歯、粘膜や歯茎の異常、歯並びや噛み合わせなどを診ます。

■治療が難しい子どもの対応
恐怖心や不安から泣き騒いだり、治療への理解が難しく暴れたりする場合は、精神鎮静法(※1)や抑制法(※2)を応用して行うことがあります。

※1 精神鎮静法とは
少量の精神安定薬や麻酔薬の投与によって、緊張感や恐怖感を和らげ、心身を心地よい診療させる方法です。
※2 抑制法とは
手足をベルトや大きな布を使って診療チェアに固定したり、スタッフが抑えたりして治療を行う方法です。治療が必要な状態にあるが、コミュニケーションをとることが難しい場合や、精神鎮静法が有用でない場合に行われます。

診療内容について −予防−

成長段階によって、ブラッシング方法や食生活の注意点は異なります。正しい知識と習慣を身につけられるように指導が行われます。また、虫歯になりにくい丈夫な歯をつくるために、高濃度のフッ素を塗布し、歯の質を強化することもあります。これらを併用することで、虫歯への抵抗力がより高まるでしょう。

【保護者の方へ】
お子様の検診や治療、予防には、保護者の方の理解と協力が必要となります。治療を受けるお子様の負担を軽減するためにも、病院に対する恐怖心を与えることはやめましょう。

日本小児歯科学会専門医をご存知ですか?

日本小児歯科学会専門医 日本小児歯科学会専門医とは、一般社団法人日本小児歯科学会が、小児歯科に関する知識や経験を持つものとして認めた歯科医師に交付する資格認定制度です。審査・試験を経て、合格した歯科医師に交付されます。この試験を受けるためには、この学会に入会してから5年以上治療に携わっていることや、規定の講習会の参加、主治医として担当した治療内容報告などが必要となります。このことから資格を持つ者は、小児歯科の標準的な知識を持ち、適切な治療が行える歯科医師であることを見極める一つの指標となるでしょう。

子どもと担当の先生との相性はとても大切です。お子様が歯医者さんに行くのを嫌がる傾向にある場合、小児歯科医のいる歯科医院へ転院することも選択肢の一つとして検討してみましょう。


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